信徒大会の目ざすもの

第64回日本キリスト教会大会建議案から

  信徒大会の目ざすもの 私たちの教会は創立以来 60 余年、戦後日本の中で、教会の制度や組織を少しずつ充実、 拡張させながら今日まで歩んできました。もちろん、その途上には数多くの困難と試練が ありましたが、それらを通しても、主は私たちを訓練し養い育ててくださいました。私た ちは自分たちが改革・長老教会の伝統に生きる者たちであることの自覚を深め、教会と国 家の諸問題やディアコニアの課題に気づかされ、歴史と伝統を共有する国内外の諸教会と の出会いと交わりが与えられてきました。 けれども、1990 年代半ばをピークに私たちの教会の教勢は低下をはじめ、その傾向は今 日一層顕著なものとなっています。また、私たちが遣わされているこの国では、キリスト の和解と平和の福音に真っ向から対立するような偏狭な主張や価値観が声高になっていま す。こうした精神的土壌の中で、私たちは福音宣教と教会形成の困難を覚えています。 しかし、私たちはこうした現実をいたずらに嘆いたり、自分たちの欠けと弱さに失望し たりすることなく、主の約束と導きに信頼し、主のご委託に喜ばしく応えたいものです。 そのために、日本キリスト教会が最初に志したものを今一度思い起こし、主が私たちの教 会をこの地に建て、集めてくださっている使命を再確認し、新たな宣教の展開を願って、 祈りを合わせていきたいと思います。